Updated on 03/25/2024
大切なお客様へ
平素は格別のご愛顧を賜り深く感謝申し上げます。この度、保険業界の現状を少しでもお客様にご理解いただきたいと思いこちらのリンクを準備させていただきました。まだ数年は保険業界にとって厳しい年となる予定であり、多くのお客様に保険料大幅値上げという現実に直面させてしまう事で、大変ご迷惑をおかけすることになりそうです。
◉これからの保険会社の動向:
パンデミックの影響で保険会社でも著しい動きがあり、時代の流れで多くの業界において同じことが言えますが、まだまだ自動車や住まいの保険料、加入時・更新時のガイドラインの変更でお客様にも大きな影響を及ぼすと言われています。今後も保険料においてアメリカ全土平均20%の値上がりが予測され、Washington州のようにエリアによっては18-40%の値上がりが起きている州もあります。毎日保険の更新をお迎えになられるお客様の値上がり率を見ていますが、最近は事故や違反状況そしてClaim歴やInsurance Scoreに変更がなければ、一般的に18%-30%アップという値上がり率をよく見ており、私自身も一消費者として今までにない焦りを感じるのも確かです。
保険会社のDataによりますと、2020年と2022年の自動車保険に関連する内容の比較で、Microchip やその他部品不足、修理費・全損時の価格上昇で、新車は20%、中古車も37%の価格上昇、車の部品もパンデミック以降平均22.3%の値上がりをみせています。又、同じ年度の比較で事故の増加と自動車事故による死亡率も上がり、医療費や弁護士費用も右肩上がりです。
そしてSocial MediaでKiaやHyundai車の盗難方法が出回ってしまったことも大きな問題となっています。急激にこれらのブランドの盗難率が増加し、保険会社はそれに伴って大きな損失をとる事となりました。現在も新規ではKiaやHyundai車を受け付けない保険会社もまだ多くあります。
また、住まいの保険においても、お家2022年から2023年で比較すると建築材料も例えば屋根によく使われるAsphalt Shinglesが16.2%、Concrete Blocksは18.5%、そしてDrywallは20.4%の価格上昇、労働者においては300,000人不足しており、人件費もご存じの通り上昇する一方です。これらが原因で、保険会社として利益損失による保険料値上げをせざる負えない状況です。こうした背景があるという現状をお客様にご納得いただく事で、少しでも保険料値上げの現状をご理解いただければと思いました。
それから、もう一つの問題ですが、Coastalエリアや自然災害が多い州、CA, FL, GA, TX, NY, NJ州等で保険会社側は新規のお客様を取らなくなったり、開始日までの待期期間を設けるところも増えています。保険の緊急事態に直面している状況でこの1年ほどは特にお客様が保険会社を選ぶ時代から保険会社がお客様を選ぶ時代となっています。
事故歴は3~5年残り、この期間に2つまたはそれ以上の事故がある場合、保険の更新を拒否されるという状況も目立ち始めました。損失が大きい州に多い状況ですが、保険会社としてもインフレに伴った保険料値上げ率を各州で許可されないと利益が出ず損失を伴う経営となるとこの手段を取らざるおえない状況です。
自動車保険や住まいの保険で保険会社側が更新を拒否する判断はクレーム歴をみて行う事が多いです。一般的なガイドラインですが、①どのくらいの期間お客様が現在の保険会社でご契約くださっているか、②事故歴・違反歴、③Insurance Scoreとなります。こういった情報をみてもしも事故があったり、ご契約期間が短いお客様は更新拒否とするの判断を取るようになります。となると、点々と安い保険をみつけて保険会社を変えているともしも事故が起きると、更新拒否となる可能性が高くなり、継続的に同じ会社を利用することで一つ過失事故が起きても保険会社から更新を拒否される可能性は低くなるという状況です。
◉今、こんな事が起きています:
*自動車保険でも住まいの保険でも言えることですが、事故が起き次の更新ができなくなった。
*事故だけでなく、ガラス修理や牽引を2度使うと保険の更新ができなくなった。
*住まいの保険で見直しをして保険会社を変更したにもかかわらず、Inspectionで引っかかり、その後新規で受け付けてくれる保険会社が見つからず無保険状態寸前に。
*新しい保険会社に移動させていただく際保険会社より追加書類を求められ、許可待ちに15日ほどかかる。
*保険会社によっては現在新規ビジネスを受け付けていない。
*自然災害が多いエリアの保険を受け付けない。
*点々と保険会社を移動せず同じ保険会社で継続的に更新される事で事故が起きても更新不可になる可能性を防ぐ事ができる。
*新規で一軒家の住まいの保険やLandlord保険に加入される場合は皆様外観からInspectionが予定されていますが(住宅のValueによっては内装のInspectionもございます。)、同じ保険会社で更新される場合も最近Inspectionを保険会社側がオーダーし、Inspection 会社からお客様に連絡が入ることが多々起きています。事前にご案内が送付されていますが、今まで以上に保険会社側はお家の状態を確認している傾向にあります。(屋根の掃除や手入れ、家の周りにガラクタがなくきれいにお家の管理ができているか、木の枝が10ft以内にかかっていないかを随時ご確認ください。)
*アメリカ全州で保険料の大幅値上げは予定されています。
◉保険料が上がる原因:
ご登録いただいている情報が同じでも保険料が上がる原因があります。
-過去に保険会社を通して事故処理を依頼した。
-スピード違反など違反チケットをもらった。(チケットを外すことができるか弁護士に相談/Stateの提供するクラスを取る。)
-お住まいのエリアで事故率が上がった(事故多発エリアや天災による事故)
-割引適応がなくなった
-住まいの保険は毎日自動的に補償額が上がるため、保険料も上がります。
-経済状況によるもの(インフレーション)
-クレジットスコアが下がったなど。
◉保険料を節約するためにできること:
-自損事故、相手に怪我がない小さな事故では保険会社へのクレームを避け自己負担でいく。
-保険会社に過失であろうとなかろうとクレームすると保険料は上がる原因となります。
-レコードをきれいな状態に保つ。(無事故・無違反・無クレーム・クレジットスコア)
-自動車も住まいの保険も免責額を上げる
-小さい事故(ガラス修理や牽引も含む)で保険は使わない。
-免責額を引き上げる。
-補償を見直す。
-割引を見直す。(Multi-Policy Discount, Multi-Car Discount, Good Student Discount, Telematic, Defensive Driver Discount, Low Mileage Discount, Continuous Insurance, Paperless Discount, Pay in Full Discount, Early Quote Discount)
-州によって又は保険会社によって提供している場合とそうでない場合がありますが、個人的な割引を得る事ができる測定システムを利用する。(Deviceをハンドルの下に取り付けるもしくはアメリカのSmart Phoneで保険会社のアプリをダウンロードしていただき、急ブレーキ、急アクセル、夜間の運転、走行スピード、走行中のスマホ操作などが測定されます)
-お支払い方法を見直す。(銀行口座1括払い割引を提供している会社有り)
むやみやたらに保険料を上げるという行為は保険会社単体では取ることはできず、各保険会社のFinancial Dataなども考慮され各州のInsurance Commissionerによって値上げ率が設定されます。お客様それぞれのご意見もおありになられるかと思いますが、こういったことが原因で保険料が上がるため、ご不満なお声をいただく事は承知しておりますが、保険料設定は弊社ではコントロールが取れない事であり、少しでも私の大切なお客様に現在の保険事情をご理解いただきたいという一心でお伝えさせていただきました。保険業界にとって大変な時期ですが、保険をお持ちのお客様にとっても大変な時期であることは私も一消費者として重々承知しております。本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません。
最後に長年に渡り弊社をご利用くださるお客様、最近弊社を見つけてご利用下さったお客様皆様に、この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。日頃より弊社をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。お客様あってのMHH Insuranceであり、弊社としてもお客様にとって相談しやすい存在になり、お客様がお困りである時こそ役に立てますよう、精一杯努力していきたいと思います。皆様に愛される保険事務所を目指し、Small Business Ownerとしてもこの世の中に負けないよう私達もサービス向上にしっかり努めてまいる所存ですので、これからも是非ともお客様の担当保険エージェントとして引き続きご利用いただければ嬉しいです。
MHH Insurance代表
平野ホルコム 雅子
大切なお客様へ
平素は格別のご愛顧を賜り深く感謝申し上げます。この度、保険業界の現状を少しでもお客様にご理解いただきたいと思いこちらのリンクを準備させていただきました。まだ数年は保険業界にとって厳しい年となる予定であり、多くのお客様に保険料大幅値上げという現実に直面させてしまう事で、大変ご迷惑をおかけすることになりそうです。
◉これからの保険会社の動向:
パンデミックの影響で保険会社でも著しい動きがあり、時代の流れで多くの業界において同じことが言えますが、まだまだ自動車や住まいの保険料、加入時・更新時のガイドラインの変更でお客様にも大きな影響を及ぼすと言われています。今後も保険料においてアメリカ全土平均20%の値上がりが予測され、Washington州のようにエリアによっては18-40%の値上がりが起きている州もあります。毎日保険の更新をお迎えになられるお客様の値上がり率を見ていますが、最近は事故や違反状況そしてClaim歴やInsurance Scoreに変更がなければ、一般的に18%-30%アップという値上がり率をよく見ており、私自身も一消費者として今までにない焦りを感じるのも確かです。
保険会社のDataによりますと、2020年と2022年の自動車保険に関連する内容の比較で、Microchip やその他部品不足、修理費・全損時の価格上昇で、新車は20%、中古車も37%の価格上昇、車の部品もパンデミック以降平均22.3%の値上がりをみせています。又、同じ年度の比較で事故の増加と自動車事故による死亡率も上がり、医療費や弁護士費用も右肩上がりです。
そしてSocial MediaでKiaやHyundai車の盗難方法が出回ってしまったことも大きな問題となっています。急激にこれらのブランドの盗難率が増加し、保険会社はそれに伴って大きな損失をとる事となりました。現在も新規ではKiaやHyundai車を受け付けない保険会社もまだ多くあります。
また、住まいの保険においても、お家2022年から2023年で比較すると建築材料も例えば屋根によく使われるAsphalt Shinglesが16.2%、Concrete Blocksは18.5%、そしてDrywallは20.4%の価格上昇、労働者においては300,000人不足しており、人件費もご存じの通り上昇する一方です。これらが原因で、保険会社として利益損失による保険料値上げをせざる負えない状況です。こうした背景があるという現状をお客様にご納得いただく事で、少しでも保険料値上げの現状をご理解いただければと思いました。
それから、もう一つの問題ですが、Coastalエリアや自然災害が多い州、CA, FL, GA, TX, NY, NJ州等で保険会社側は新規のお客様を取らなくなったり、開始日までの待期期間を設けるところも増えています。保険の緊急事態に直面している状況でこの1年ほどは特にお客様が保険会社を選ぶ時代から保険会社がお客様を選ぶ時代となっています。
事故歴は3~5年残り、この期間に2つまたはそれ以上の事故がある場合、保険の更新を拒否されるという状況も目立ち始めました。損失が大きい州に多い状況ですが、保険会社としてもインフレに伴った保険料値上げ率を各州で許可されないと利益が出ず損失を伴う経営となるとこの手段を取らざるおえない状況です。
自動車保険や住まいの保険で保険会社側が更新を拒否する判断はクレーム歴をみて行う事が多いです。一般的なガイドラインですが、①どのくらいの期間お客様が現在の保険会社でご契約くださっているか、②事故歴・違反歴、③Insurance Scoreとなります。こういった情報をみてもしも事故があったり、ご契約期間が短いお客様は更新拒否とするの判断を取るようになります。となると、点々と安い保険をみつけて保険会社を変えているともしも事故が起きると、更新拒否となる可能性が高くなり、継続的に同じ会社を利用することで一つ過失事故が起きても保険会社から更新を拒否される可能性は低くなるという状況です。
◉今、こんな事が起きています:
*自動車保険でも住まいの保険でも言えることですが、事故が起き次の更新ができなくなった。
*事故だけでなく、ガラス修理や牽引を2度使うと保険の更新ができなくなった。
*住まいの保険で見直しをして保険会社を変更したにもかかわらず、Inspectionで引っかかり、その後新規で受け付けてくれる保険会社が見つからず無保険状態寸前に。
*新しい保険会社に移動させていただく際保険会社より追加書類を求められ、許可待ちに15日ほどかかる。
*保険会社によっては現在新規ビジネスを受け付けていない。
*自然災害が多いエリアの保険を受け付けない。
*点々と保険会社を移動せず同じ保険会社で継続的に更新される事で事故が起きても更新不可になる可能性を防ぐ事ができる。
*新規で一軒家の住まいの保険やLandlord保険に加入される場合は皆様外観からInspectionが予定されていますが(住宅のValueによっては内装のInspectionもございます。)、同じ保険会社で更新される場合も最近Inspectionを保険会社側がオーダーし、Inspection 会社からお客様に連絡が入ることが多々起きています。事前にご案内が送付されていますが、今まで以上に保険会社側はお家の状態を確認している傾向にあります。(屋根の掃除や手入れ、家の周りにガラクタがなくきれいにお家の管理ができているか、木の枝が10ft以内にかかっていないかを随時ご確認ください。)
*アメリカ全州で保険料の大幅値上げは予定されています。
◉保険料が上がる原因:
ご登録いただいている情報が同じでも保険料が上がる原因があります。
-過去に保険会社を通して事故処理を依頼した。
-スピード違反など違反チケットをもらった。(チケットを外すことができるか弁護士に相談/Stateの提供するクラスを取る。)
-お住まいのエリアで事故率が上がった(事故多発エリアや天災による事故)
-割引適応がなくなった
-住まいの保険は毎日自動的に補償額が上がるため、保険料も上がります。
-経済状況によるもの(インフレーション)
-クレジットスコアが下がったなど。
◉保険料を節約するためにできること:
-自損事故、相手に怪我がない小さな事故では保険会社へのクレームを避け自己負担でいく。
-保険会社に過失であろうとなかろうとクレームすると保険料は上がる原因となります。
-レコードをきれいな状態に保つ。(無事故・無違反・無クレーム・クレジットスコア)
-自動車も住まいの保険も免責額を上げる
-小さい事故(ガラス修理や牽引も含む)で保険は使わない。
-免責額を引き上げる。
-補償を見直す。
-割引を見直す。(Multi-Policy Discount, Multi-Car Discount, Good Student Discount, Telematic, Defensive Driver Discount, Low Mileage Discount, Continuous Insurance, Paperless Discount, Pay in Full Discount, Early Quote Discount)
-州によって又は保険会社によって提供している場合とそうでない場合がありますが、個人的な割引を得る事ができる測定システムを利用する。(Deviceをハンドルの下に取り付けるもしくはアメリカのSmart Phoneで保険会社のアプリをダウンロードしていただき、急ブレーキ、急アクセル、夜間の運転、走行スピード、走行中のスマホ操作などが測定されます)
-お支払い方法を見直す。(銀行口座1括払い割引を提供している会社有り)
むやみやたらに保険料を上げるという行為は保険会社単体では取ることはできず、各保険会社のFinancial Dataなども考慮され各州のInsurance Commissionerによって値上げ率が設定されます。お客様それぞれのご意見もおありになられるかと思いますが、こういったことが原因で保険料が上がるため、ご不満なお声をいただく事は承知しておりますが、保険料設定は弊社ではコントロールが取れない事であり、少しでも私の大切なお客様に現在の保険事情をご理解いただきたいという一心でお伝えさせていただきました。保険業界にとって大変な時期ですが、保険をお持ちのお客様にとっても大変な時期であることは私も一消費者として重々承知しております。本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません。
最後に長年に渡り弊社をご利用くださるお客様、最近弊社を見つけてご利用下さったお客様皆様に、この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。日頃より弊社をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。お客様あってのMHH Insuranceであり、弊社としてもお客様にとって相談しやすい存在になり、お客様がお困りである時こそ役に立てますよう、精一杯努力していきたいと思います。皆様に愛される保険事務所を目指し、Small Business Ownerとしてもこの世の中に負けないよう私達もサービス向上にしっかり努めてまいる所存ですので、これからも是非ともお客様の担当保険エージェントとして引き続きご利用いただければ嬉しいです。
MHH Insurance代表
平野ホルコム 雅子