大切なお客様へ Updated on 09/28/2023
平素は格別のご愛顧を賜り深く感謝申し上げます。この度、保険業界の現状を少しでもお客様にご理解いただきたいと思いこちらのリンクを準備させていただきました。これから数年は保険業界にとって更に厳しい年となる予定であり、多くのお客様に保険料大幅値上げという現実に直面させてしまう事で、大変ご迷惑をおかけすることになりそうです。
◉これからの保険会社の動向:
パンデミックの影響で保険会社でも著しい動きがあり、時代の流れで多くの業界において同じことが言えますが、これから数年に渡り自動車保険やお住まいの保険料、加入時・更新時のガイドラインの変更でお客様にも大きな影響を及ぼすと言われています。今後も保険料においてアメリカ全土平均20%の値上がりが予測され、Washington州のようにエリアによっては18-40%の値上がりが起きている州もあります。毎日保険の更新をお迎えになられるお客様の値上がり率を見ていますが、最近は事故や違反状況そしてClaim歴の変更やInsurance Scoreに変更がなければ、一般的に18%-30%アップという値上がり率をよく見ており、私自身も一消費者として今までにない焦りを感じるのも確かです。
保険会社の比較Dataによりますと、2020年と2022年の自動車保険に関係する内容で、Microchip やその他部品不足、修理費・全損時の価格上昇で、新車は20%、中古車も37%の価格上昇、車の部品もパンデミック以降平均22.3%の値上がりをみせています。又、同じ年度の比較で事故の増加と自動車事故による死亡率も上がり、医療費や弁護士費用も右肩上がりです。Social MediaでKiaやHyundai車の盗難方法が出回ってしまったことも大きな問題となっています。急激にこれらのブランドの盗難率が増加し、保険会社はそれに伴って大きな損失をとる事となりました。今も新規ではKiaやHyundai車を受け付けない保険会社も多くあります。
また、住まいの保険においても、お家2022年から2023年で比較すると建築材料も例えば屋根によく使われるAsphalt Shinglesが16.2%、Concrete Blocksは18.5%、そしてDrywallは20.4%の価格上昇、労働者においては300,000人不足しているといわれており、人件費もご存じの通り上昇する一方です。これらが原因で、保険会社として利益損失による保険料値上げをせざる負えない状況です。こうした背景があるという現状をお客様にご理解いただく事で、少しでも保険料値上げの現状をご理解いただければと思いました。
それから、もう一つの問題ですが、CA, FL, GA, TX, NY州等で(Costalエリアや自然災害が多い州)は保険会社側は新規でお客様を取らなくなったり、過失事故や住まいの保険のClaimがあると更新を拒否する傾向にあります。損失が大きい州に多い状況ですが、保険会社としてもインフレに伴った値上げ率を各州で許可されないとなるとこの手段を取らざる負えない状況です。
自動車保険や住まいの保険で保険会社側が更新を拒否する判断はクレーム歴をみて行う事が多いです。一般的なガイドラインですが、①どのくらいの期間お客様が現在の保険会社でご契約くださっているか、②事故歴・違反歴、③Insurance Scoreとなります。こういった情報をみてもしも事故があったり、ご契約期間が短いお客様は更新拒否とするの判断を取るようになります。となると、点々と安い保険をみつけて保険会社を変えているともしも事故が起きると、更新拒否となる可能性が高くなり、継続的に同じ会社を利用することで一つ過失事故が起きても保険会社から更新を拒否される可能性は低くなるという状況です。
◉保険料が上がる原因:
ご登録いただいている情報が同じでも保険料が上がる原因があります。
-過去に保険会社を通して事故処理を依頼した。
-スピード違反など違反チケットをもらった。(チケットを外すことができるか弁護士に相談/Stateの提供するクラスを取る。)
-お住まいのエリアで事故率が上がった(事故多発エリアや天災による事故)
-割引適応がなくなった
-住まいの保険は毎日自動的に補償額が上がるため、保険料も上がります。
-経済状況によるもの(インフレーション)など。
◉保険料を節約するためにできること:
-保険会社に過失であろうとなかろうとクレームすると保険料は上がる原因となります。
-レコードをきれいな状態に保つ。(無事故・無違反・無クレーム・クレジットスコア)
-免責額を上げる
-小さい事故(ガラス修理や牽引も含む)で保険は使わない。
-補償を見直す
-割引を見直す(Multi-Policy Discount, Multi-Car Discount, Good Student Discount, Telematic, Defensive Driver Discount, Low Mileage Discount, Continuous Insurance, Paperless Discount, Pay in Full Discount, Early Quote Discount)
むやみやたらに保険料を上げるという行為は保険会社単体では取ることはできず、各保険会社のFinancial Dataなども考慮され各州のInsurance Commissionerによって値上げ率が設定されます。お客様それぞれのご意見もおありになられるかと思いますが、こういったことが原因で保険料が上がるため、ご不満なお声をいただく事は承知しておりますが、保険料設定は弊社ではコントロールが取れない事であり、少しでもご理解いただけますように私の大切なお客様に現状をお伝えしたいと思いました。
長年に渡り弊社をご利用くださるお客様、最近弊社を見つけてご利用下さったお客様皆様に、この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。日頃より弊社をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。お客様あってのMHH Insuranceであり、弊社としましてもお客様にとって相談しやすい存在になり、お客様がお困りである時こそお役に立つことができるよう、精一杯努力していきたいと思います。皆様に愛される保険事務所を目指しサービス向上に努めてまいります所存ですので、これからも是非ともお客様の担当保険エージェントとして引き続きご利用いただければ嬉しいです。
MHH Insurance代表
平野ホルコム 雅子
平素は格別のご愛顧を賜り深く感謝申し上げます。この度、保険業界の現状を少しでもお客様にご理解いただきたいと思いこちらのリンクを準備させていただきました。これから数年は保険業界にとって更に厳しい年となる予定であり、多くのお客様に保険料大幅値上げという現実に直面させてしまう事で、大変ご迷惑をおかけすることになりそうです。
◉これからの保険会社の動向:
パンデミックの影響で保険会社でも著しい動きがあり、時代の流れで多くの業界において同じことが言えますが、これから数年に渡り自動車保険やお住まいの保険料、加入時・更新時のガイドラインの変更でお客様にも大きな影響を及ぼすと言われています。今後も保険料においてアメリカ全土平均20%の値上がりが予測され、Washington州のようにエリアによっては18-40%の値上がりが起きている州もあります。毎日保険の更新をお迎えになられるお客様の値上がり率を見ていますが、最近は事故や違反状況そしてClaim歴の変更やInsurance Scoreに変更がなければ、一般的に18%-30%アップという値上がり率をよく見ており、私自身も一消費者として今までにない焦りを感じるのも確かです。
保険会社の比較Dataによりますと、2020年と2022年の自動車保険に関係する内容で、Microchip やその他部品不足、修理費・全損時の価格上昇で、新車は20%、中古車も37%の価格上昇、車の部品もパンデミック以降平均22.3%の値上がりをみせています。又、同じ年度の比較で事故の増加と自動車事故による死亡率も上がり、医療費や弁護士費用も右肩上がりです。Social MediaでKiaやHyundai車の盗難方法が出回ってしまったことも大きな問題となっています。急激にこれらのブランドの盗難率が増加し、保険会社はそれに伴って大きな損失をとる事となりました。今も新規ではKiaやHyundai車を受け付けない保険会社も多くあります。
また、住まいの保険においても、お家2022年から2023年で比較すると建築材料も例えば屋根によく使われるAsphalt Shinglesが16.2%、Concrete Blocksは18.5%、そしてDrywallは20.4%の価格上昇、労働者においては300,000人不足しているといわれており、人件費もご存じの通り上昇する一方です。これらが原因で、保険会社として利益損失による保険料値上げをせざる負えない状況です。こうした背景があるという現状をお客様にご理解いただく事で、少しでも保険料値上げの現状をご理解いただければと思いました。
それから、もう一つの問題ですが、CA, FL, GA, TX, NY州等で(Costalエリアや自然災害が多い州)は保険会社側は新規でお客様を取らなくなったり、過失事故や住まいの保険のClaimがあると更新を拒否する傾向にあります。損失が大きい州に多い状況ですが、保険会社としてもインフレに伴った値上げ率を各州で許可されないとなるとこの手段を取らざる負えない状況です。
自動車保険や住まいの保険で保険会社側が更新を拒否する判断はクレーム歴をみて行う事が多いです。一般的なガイドラインですが、①どのくらいの期間お客様が現在の保険会社でご契約くださっているか、②事故歴・違反歴、③Insurance Scoreとなります。こういった情報をみてもしも事故があったり、ご契約期間が短いお客様は更新拒否とするの判断を取るようになります。となると、点々と安い保険をみつけて保険会社を変えているともしも事故が起きると、更新拒否となる可能性が高くなり、継続的に同じ会社を利用することで一つ過失事故が起きても保険会社から更新を拒否される可能性は低くなるという状況です。
◉保険料が上がる原因:
ご登録いただいている情報が同じでも保険料が上がる原因があります。
-過去に保険会社を通して事故処理を依頼した。
-スピード違反など違反チケットをもらった。(チケットを外すことができるか弁護士に相談/Stateの提供するクラスを取る。)
-お住まいのエリアで事故率が上がった(事故多発エリアや天災による事故)
-割引適応がなくなった
-住まいの保険は毎日自動的に補償額が上がるため、保険料も上がります。
-経済状況によるもの(インフレーション)など。
◉保険料を節約するためにできること:
-保険会社に過失であろうとなかろうとクレームすると保険料は上がる原因となります。
-レコードをきれいな状態に保つ。(無事故・無違反・無クレーム・クレジットスコア)
-免責額を上げる
-小さい事故(ガラス修理や牽引も含む)で保険は使わない。
-補償を見直す
-割引を見直す(Multi-Policy Discount, Multi-Car Discount, Good Student Discount, Telematic, Defensive Driver Discount, Low Mileage Discount, Continuous Insurance, Paperless Discount, Pay in Full Discount, Early Quote Discount)
むやみやたらに保険料を上げるという行為は保険会社単体では取ることはできず、各保険会社のFinancial Dataなども考慮され各州のInsurance Commissionerによって値上げ率が設定されます。お客様それぞれのご意見もおありになられるかと思いますが、こういったことが原因で保険料が上がるため、ご不満なお声をいただく事は承知しておりますが、保険料設定は弊社ではコントロールが取れない事であり、少しでもご理解いただけますように私の大切なお客様に現状をお伝えしたいと思いました。
長年に渡り弊社をご利用くださるお客様、最近弊社を見つけてご利用下さったお客様皆様に、この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。日頃より弊社をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。お客様あってのMHH Insuranceであり、弊社としましてもお客様にとって相談しやすい存在になり、お客様がお困りである時こそお役に立つことができるよう、精一杯努力していきたいと思います。皆様に愛される保険事務所を目指しサービス向上に努めてまいります所存ですので、これからも是非ともお客様の担当保険エージェントとして引き続きご利用いただければ嬉しいです。
MHH Insurance代表
平野ホルコム 雅子