保険のご契約前のよくある質問にお答えします。
◉自動車保険
①賠償責任補償で限度額が500と250/500/100と出ている会社がありますが、違いは何ですか
自動車保険の賠償責任補償は2つのパターンがあり、対人・対物の限度額がひとくくりになっっているSingle Limitと対人と対物の限度額が分けられているSplit Limitがあります。Single Limitで500=$500,000は対人と対物でどのようにご利用いただこうと限度額が$500,000です。Split Limitは250/500/100と表示されている場合、対人ひとりにつき$250,000, 一事故につき$$500,000,対物$100,000が補償限度額となります。
②アンブレラ保険をつけるので、自動車保険下の賠償責任補償はさげられますか
Single Limitでは$300,000(対人・対物賠償責任補償が$300,000)またはそれ以上、Spilit Limitでは250/500/100(対人一人につき$250,000,一事故につき$500,000,対物$100,000)以上であればアンブレラ保険をつけることが可能です。ですが、自動車保険の補償額を最大限にひきあげておくことで、アンブレラ保険料が下がるため、弊社ではベストなパターンでのお見積りをご案内しています。250/500/100の自動車保険の賠償責任補償にアンブレラ保険を足す場合と500/500/100にアンブレラ保険を足す場合、後者の方が安くなることも多々ございます。
③自動車保険の賠償責任補償を最低限に下げてアンブレラ保険に加入できますか。
残念ながら自動車保険で最低限の賠償責任補償にアンブレラ保険を追加していただくことはできません。
◉住まいの保険
①Renters保険とは何ですか。
Renters Insurance は家財保険です。ご自身の持ち物、一時的な生活費補償、賠償責任補償、ゲスト医療保障がセットあになっています。
◉アンブレラ保険
①Umbrella保険とは何ですか。
アンブレラ保険とは自動車・住まいの保険の賠償責任補償額では足りない事故が起きた際、アンブレラ保険があれば、追加賠償責任補償が得られます。賠償責任補償は日本では無制限であることが一般的ですので、同じように無制限でついているであろうと思いがちですが、ここが大きな落とし穴です。アンブレラ保険は$1 million単位で増やすことが可能です。アメリカでは賠償責任補償の限度額設定が必要となります。訴訟社会のアメリカで、医療費や弁護士費用も高額ですので、もしもの時に十分な補償があるかの心配をするより、しっかりと安心できるプランで契約するようにしましょう。